PRP療法に関するよくある質問

Kenmochi Orthopaedic Surgery,Sports Medicine, the Organization of Sport

PRP療法に関するご質問についてご説明いたします。

ここでもわからない事、心配な事がありましたら、お気軽にお尋ねください。


Q. どういった症状の患者さんにPRP療法が有効ですか?

  • 何度もヒアルロン酸を打ったけれど痛みが止まらない方。
  • 人工関節にする程じゃないけれどいつも注射を打っている方。
  • いつも膝に水が溜まっている方。

上記の症状の方にはお勧めです。とにかく痛みや、重い感じが取れるとおっしゃって頂いています。
1834件(2022年5月末時点)施行していますが、今のところ副作用は全く見られません。

Q. PRP療法は通常の治療に比べどんなメリットがありますか?

  • ある程度軟骨がすり減ってしまった方に対し、今までの治療法では軟骨が再生するのは困難と言われておりましたが、PRPを関節内に打つことにより良好な繊維軟骨の形成が確認されています。
  • 半月板の修復も良好な肉芽組織で覆われているのが確認されています。

『専門的には軟骨欠損で下地の軟骨下骨と言うのですが、それが露出しているので痛みが出るのです。その痛みの原因を取り除くには何も、元どおりの硝子軟骨・半月板細胞で再生する必要はなく、痛みの原因・機能障害の原因にならないように、例えて言うならパテ埋めができればいいわけです。(車の塗装のように下地がむき出しになったままでは、錆びてしまうように。)』

Q. PRP療法は安全ですか?副作用などありませんか?

患者様ご自身の血液中に含まれる傷んだ身体を治す成分を取り出し、濃縮し、自身の体内に戻し自然治癒力により再生させるというもので、負担の少ない治療です。
また、薬剤の副作用のようなものは基本ありません。

Q. 治療に年齢制限はありますか?

基本的に制限はありません。
身体への負担が少ない治療なので、若年者~高齢者まで年齢に関わりなく治療を受けることができます。

Q. PRP療法が出来ない人はどういう人ですか?

  • 癌、リウマチ、自己免疫疾患で投薬を受けている方。
  • 骨端線が残っているような中学高校生以下の方。

Q. 治療後は普段通り過ごしてよいのでしょうか?

PRPを投与した当日も、普段通りに過ごしていただいてOKですが、激しい運動や入浴は、感染予防の観点から控えてください。

Q. PRP療法はどの位の期間で効果が表れますか?

  • 治療箇所によって変わりますが、半月板修復に関してでは、術後約3~4ヶ月で日常生活に支障なく、ほぼ元の生活に戻れています。(※効果は人によって異るので、確実な効果を保証するものではございません。)